A類(一般讃歌) 作詞 小池辰雄
| 番号 | 題名 | 作詩年月日 | 曲(賛美歌ほか) |
| A01 | わが道伴れ | 1976.02.21 | 讃美歌527 「わが喜びわが望み」 |
| 1 わが道伴れ わが情け わが旅路の主よ なやみにも 苦しみにも わが力の主よ! | 2 わが道伴れ わが情け わが天路の主よ 山を越え 谷を渡り 偕に進みたもう! | 3 わが道伴れ わが情け 世の救いの主よ わが身をも わが魂をも 捧げつつ進まん! | 4わが道伴れ わが情け 旅路の峠を 幾たびも越えに越えん 天翔〔あまか〕ける日まで! |
| A02 | みめ美しく | 1979.12.06 | 讃美歌245 「おもいいずるも」 |
| 1 みめ美しく 純情の 女〔おみな〕を捕え 連れ来たり パリサイ人ら 学の徒ら イエスのみ前に 曳き出せり | 2 「師よこの女 道ならぬ わざをせし時 捕えけり 律法〔おきて〕によれば 石をもて 打つべきなるぞ 如何にせん」 | 3 師は身を屈〔かが〕め 地の上に もの書き給う 応〔いら〕えせず 偽善者どもは いらだちて 返答〔こたえ〕を求め 問い迫る | 4 師は身を起こし 言い給う 「汝〔な〕れらのうちの 潔き者 石を投げて!」 かく言いて 再〔ま〕た身を屈め 書き給う |
| 5 この聖言〔みことば〕に 胸打たれ 老いも若きも 手の中の 石を落して 次ぎ次ぎに 姿を消せり 罪びとら | 6 師は身を起こし 見給えば 女と師のみ 残りたり 「女よ汝〔な〕れを 責むる者 何処〔いずこ〕に在りや」「誰もなし」 | 7 情け深くも キりストは 彼女〔かれ〕に手を按〔お〕き 言い給う 「我も汝れをば 罪せじな 再びすなよ いざや往け!」 | 8 人の心を 知り給う 主のまなざしは いと深し 審〔さば〕きと赦〔ゆる〕し あざやかに 現わし給う 荷〔にな〕いつつ |
| A03 | 時は来れり | 1979.12.07 | 讃美歌169 「きけよやひびく」 |
| 1 時は来〔きた〕れり 大和〔やまと〕島根〔しまね〕の 民の在り方 神に問われん | 2 心おごれる 昭和元禄 混濁の世は いずこへ往くや | 3 人の心に 愛のかげなく 利をのみ追はば 崩〔くず〕れゆくなり | 4 み霊の子らよ いかなるときも 祈りて受けよ 主のみ力を |
| 5 いざや友らよ 主の武具を執〔と〕れ 世紀の終末〔おわり〕 近づきたれば | 6 恵みの冑〔かぶと〕 み霊の剣 聖言〔みことば〕の盾〔たて〕 武装はよきか | 7 主の義を鎧〔よろ〕い 愛を帯びして 恵信一如 希望に燃えよ | 8 生くるは伝道 いかなるときも 福音〔よきおとずれ〕の 証人〔あかしびと〕たれ! |
| A04 | 生れながらの | 1979.12.07 | 讃美歌217 「天つ真清水」 |
| 1 生れながらの 跛者〔あしなえ〕が 美麗〔うつくし〕門に 坐し居れり 宮の出入りに もの乞うために 今日も変らず 手を伸べて | 2 ぺテロとヨハネ 指しかかり 彼に目をとめ 言いけるは 「我らを見よ!」と 跛者は欣〔よろこ〕び もの欲し顔に 見つめけり | 3 ぺテロは言えり 「金銀は 我に無けれど わが有〔も〕てる 貴きものを 汝に与う 主の名に在りて いざ歩め」 | 4 右手をとりて 起こししに 足の踝骨〔くるぶし〕 力づき 直ちに立ちて 雀躍〔じやくやく〕したり 勇み歩みて 聖名〔みな〕讃〔たと〕う |
| 5 驚きたるは 民衆よ ソロモン廓〔ろう〕に 馳〔は〕せ集い 使徒にすがれる 跛者を囲めり ペテロ彼らに 言い出でぬ | 6 「イスラエル人 あやしむな 我らの力 敬虔〔けいけん〕も 彼の立ちたる 理由〔いわれ〕に非ず 我らを見るな 見つむるな | 7 我らの始祖の 神エホバ その僕たる キリストに 栄光〔さかえ〕あらしめ み業をなせり 我らはイエスの 手足なり」 | 8 このあしなえの 癒やされし みわざに於て 使徒ペテロ み霊に 在りて おのれを無とし ただキリストを 証しせり |
| A05 | わがみ神よ | 1979.12.12 | 讃美歌320 「主よみもとに」 |
| 1 「わがみ神よ 十字架の この苦杯を 取り去り み許にゆき 父と共に とこしなえに 在りたし | 2 されど我は み父の み旨により 十字架を 負いて往かん ゴルゴダへと 我を棄てて 従わん」 | 3 主の十字架の かたえに 悪しき者ら 懸けらる 驕〔おご〕る心 砕ける胸 これぞ人類〔ひと〕の 分れ目 | 4 主言い給う 砕けの 胸の者に 「汝は 我と共に 今日この時 パラダイスに 在るべし!」 |
| 5 午後の三時 天地は 雷鳴のため 晦冥〔かいめい〕 いなずま飛び 地震〔なり〕振えり 歴史を絶つ 徴候〔しるし〕ぞ | 6 十字架の主は 叫べり エリエリレマ サバクタニ 更につづく 大音馨〔おんじよう〕 聖所の幕は 裂けたり | 7 主は十字架を 荷〔にな〕いて あがないわざ 果たして 甦〔よみがえ〕りて 現れたり マクダレナに 最先〔いやさき〕に | 8 復活の主は 昇りて 神の右に 坐したり み約束の み霊〔たま〕降〔く〕だす 時を待ちて 祈り給う |
| 9 聖霊〔みたま〕は火か 疾風〔はやて〕か 祈る群に 臨めり ペンテコステの バプテスマぞ! エクレシヤは 成りたり | |||
| A06 | 神を無みして | 1979.12.16 | 讃美歌260B「千歳の岩」 |
| 1 神を無〔な〕みして 万〔よろ〕ずの事を いかに謀〔はか〕るも 空〔くう〕の空なり ああ亡びゆく 文明文化 | 2 剣〔つるぎ〕を執〔と〕れば 剣に亡ぶ 万ずの国は 自滅への道 ああ人の世の 罪ぞ果てなき | 3 世紀の終末(おわり) 近づきたれば 心を裂きて 神に帰れよ! 三次大戦 いつかは知れず | 4 大和島根の人よ 醒(めざ)めよ 古来われらは 道の民なり 今こそ受けよ キリストの道 |
| 5 預現者どもも 主の使徒たちも 亡びゆく世に 真理(まこと)の道の 証(あか)しを立てて 世を去りゆけり | 6 幼児(おさなご)どもに 国境(くにさかい)なし イデオロギーの 限界(かぎり)を悟り 人間(ひと)に帰りて 手を握〔にぎ〕り合え | 7 人はもと霊止(ひと) 神仏(かみほとけ)なり 万象帰一(ばんしようきいつ) 物心一如(ぶっしんいちによ) 万ずの人よ 相抱けよや | 8 歴史の終末(おわり) 明日(あす)に迫るも 主にこそ在りて 人をば愛し 今日一日を 千年(ちとせ)と生きん |
| A07 | わが主キリストは | 1979.12.27 | 讃美歌239 「さまよう人々」 |
| 1 わが主キリストはわが牧人〔まきびと〕 若草の野辺にわれを臥〔ふ〕させ 憩いの水汀〔みぎわ〕に伴〔つ〕れゆき給〔たも〕う これこそ聖国〔みくに〕のすがたなれや | 2 たとい死の陰の谷を往〔ゆ〕くも われにおそれなし汝〔な〕れは我〔わ〕れと 共に在〔いま〕し給う 汝れの情け 汝がみ霊〔たま〕こそは わが生命〔いのち〕ぞ | 3 わが主はわがため 仇敵〔あだ〕の前に み霊の油を そそぎ給う 敵をも愛する 心こそは 聖霊(みたま)より出〔い〕づる 力なれや | 4 恩恵(めぐみ)と真理(まこと)は 聖霊なれば われらの中にぞ 入り来〔きた〕れる これぞ永遠(とこしえ)の いのちなれば われらは聖霊の 幕屋〔まくや〕たれや |
| A08 | きつねに穴ぐらあり | 1980.01.15 | 讃美歌39「日くれて四方はくらく」 |
| 1 きつねに穴ぐらあり 小鳥には塒〔ねぐら〕あり 人の子枕するに 宿るべきところなし | 2 山ゆかば石枕 野べにては草枕 主はかくぞ眠りける 父のふところとして | 3 小船は木(こ)の葉の如〔ごと〕 波風にゆらぐとも 舟板〔ふないた〕を枕とし キリストは眠りけり | 4 あらしをいたくおそれ 弟子どもは主を起こす 起きざまに主は言えり 「何ぞおそれまどうや」 |
| 5 舳〔へさき〕に主は起(た)ちてぞ 叫びける「風黙〔もだ〕せ!」 あらしは凪〔なぎ〕となれり ああみ霊のキリストよ! | 6 憂いに沈むときも 病気〔やまい〕になやむときも キリストのふところに 眠りてみ力を得ん! | ||
| A09 | 世の終末は | 1980.01.18 | 讃美歌513 「あめにたから」 |
| 1 世の終末〔おわり〕は 近づきたり 心こめて 祈らん 主にありてぞ 世をば愛し 聖国〔みくに〕の民を 創造(つく)らん | 2 火の試練(こころみ) 近づきたり キリストの名のため 譏(そし)られなば 幸いなり み霊うちに 燃ゆれば | 3 み霊による たまものをば 惜しみなく ほどこし 魂(たま)の宝 天に積みて 聖民(みたみ)の証示〔あかし〕をせん | |
| A10 | 汝れわが衷に | 1980.02.07 | 讃美歌48「静けき夕の調べによせて」 |
| 1 「汝(な)れ我が衷(うち)に しかと宿りて 祈り求めよ さらば成るべし | 2 み父のわれを 愛する如く 汝を愛す わが愛に居れ」 | 3 キリストのため 生命〔いのち〕を賭〔か〕けて 人を愛せん み霊〔たま〕は助く | 4 「汝れは愛なり 愛の炎ぞ! 聖霊〔みたま〕の愛を 貫き生きよ」 |
| A11 | 過越しの祭 | 1980.06.15 | 讃美歌330 「あめなるわが家を」 |
| 1 過越(すぎこし)の祭 近づきたり この世を去るべき 時は近し | 2 キリスト世にある おのが者を きわまりなきまで 愛し給う | 3 イエスには父より 父に還〔かえ〕る 正道(まさみち) 権威(みちから) 授けられぬ | 4 最後(おわり)の晩餐(ゆうげ)の 時にのぞみ 上衣〔うわぎ〕をぬぎすてて 布を腰にす |
| 5 盥(たらい)に水くみ 僕〔しもべ〕となり 弟子らの足をば 洗い給う | 6 ペテロはかしこみ 「主よ足をば 洗いたまわざれ とこしなえに」 | 7 「われもし汝を 洗わざれば 汝と我とは かかわりなし!」 | 8 イエスのわれらへの 関係(かかわり)こそ 十字架・聖霊(みたま)の 関身(かかわり)なれ! |
| 9 我らも互いに 足を洗い キリストの愛を 身につけなん | |||
| A12 | われはシヤロンに――雅歌のこころ―― | 1979.12.20 | 中山晋平作曲「カチューシャ可愛いや」 |
| 1 「われはシャロンに 花咲く野バラ わが牧人 馳〔は〕せ来たれ! 我を抱きて 接吻(くちづけ)たもれ」(f.) | 2 「汝〔な〕れの鳩胸〔はとむね〕 み霊〔たま〕にみちて 汝れの息吹〔いぶ〕きは 天〔あま〕つ風 汝れが唇 滴〔したた〕る蜜よ」(m.) | 3 「神に我が魂〔たま〕 一如(いちによ)となれり われらもまこと 一つなり いざや野山の牧場に往かん」(m.) | 4 われをみ胸に 印(おしで)となせよ 愛の契(ちぎ)りは とこしえに 死をも突きぬけ 焔〔ほのお〕と燃ゆる!」(f.) |
| A13 | われには受くべき | 1980.10.14 | 讃美歌343 「こよなきめぐみの」 |
| 1 われには受くべき バプテスマあり ゴルゴタの丘の 十字架にぞある! | 2 罪をばあがなう 棄身〔すてみ〕のわざを 成し遂ぐるまでは 祈りに祈る | 3 あがないわざなる 十字架ののちに 聖霊臨まん 祈り待てかし | 4 聖霊臨まば み力に満ち 聖国のみ民と 汝れはなるべし |
| 5 み霊の火のほか 何をかのぞまん! ハレルヤの叫び 汝れは叫ばん! | 6 主のこのみこころ われに成りたり! み霊の身証(あかし)を なさずばあらじ | ||
| A14 | 戦尽きせぬ | 1980.10.16 | 瀧廉太郎作曲「荒城の月」 |
| 1 戦(いくさ)尽きせぬ 人の世や そのみなもとは 我欲なり 有無〔うむ〕相通い あたえなば 楽しき平和 来るものを | 2 闘争(あらそい)絶えぬ 人の世や 幾千年の 血の叫び 野にも山にも 余韻〔よいん〕あり 神の審判〔さばき〕を 祈り待つ | 3 妬〔ねた〕み争う 人の世や 神のみ前に 平伏〔ひれふ〕して 主の十字架の 贖罪(あがない)と 愛のみ霊〔たま〕に あずかれよ | 4 世紀末なる 人の世や 武器を投げすて 鍬〔くわ〕を執〔と〕れ! かたみにゆるし 愛せずば 世界はやがて 自滅せん |
| 5 あなおろかしき 人の世や 救いがたきは 人の罪 宣〔う〕べキリストの 十字架は 世の終末(おわり)まで 現実(うつつ)なり | 6 十字架の下(もと)相つどい 深く祈れば 必ずや み霊くだりて 甦〔よみが〕えり 歓〔よろこ〕びに満ち 聖名〔みな〕讃〔たと〕う | 7 ここにはじめて 平安の 神の国こそ 臨むなれ み霊の力 身に満ちて 道を伝えん いつまでも | |
| A15 | 羔の血を 独唱(小池辰雄)あり | 1980.10.16 | 田中穂積作曲「美しの天然」 |
| 1 羔(こひつじ)の血を 身に浴びて あがなわれたる 白き群 苦難(くるしみ)経たる 生涯〔いのち〕ゆえ 栄光(さかえ)ゆたけき 御座(みざ)の許(もと) | 2 神の幕屋〔まくや〕の 張られたる その天然の 霊泉に 渇〔かわ〕きを知らぬ 永遠(とこしえ)の 生活(いのち)たのしむ パラダイス | 3 数えつくせぬ 国民(くにたみ)の 星と散らばる 幕屋かな 類は相呼び 集りて 主のエクレシヤ(召団)ここに成る | 4 我らも地にて 聖名〔みな〕ゆえに 十字架を負いて 生き貫〔ぬ〕かん み霊の光 身に浴びて 主のみ生命〔いのち〕を 身証(あかし)せん |
| A16 | み霊と智慧の――ステパノ―― | 1980.10.24 | 讃美歌228 番「ガリラヤの風」 |
| 1 みたまとちえの ステパノなれば 神の歴史を 力づよく パリサイの徒に 述ぶるすがたは み使いの如〔ごと〕 かがやきたり | 2 「父祖アブラハム イサクとヤコブ 兄らをゆるす 神のヨセフ 出エジプトを 果せしモーセ ダビデ ソロモン 神のドラマ | 3 うなじは硬(こわ)く 心と耳に 割礼〔かつれい〕なきは 汝〔な〕れらなるぞ げに汝〔なんじ〕らは 聖霊(みたま)に叛く! かくてイエスを 十字架せり」 | 4 ああステパノは かく叫びたり 彼ら怒りて 彼をとらえ 町より出だし 石にて撃てり ここにステパノ 道に殉〔じゆん〕ず |
| 5 み霊〔たま〕に満ちて 天に目をとめ 神の栄光と 主を仰ぎて 敵のゆるしを 主に祈りつつ 凱旋したり わがステパノ! | |||
| A17 | パリサイ サウロは――パウロの回心―― | 1980.10.24 | 讃美歌286 「神はわが力」 |
| 1 パリサイ・サウロは キりスト者たちの 男女のすべてを 捕えて伴〔つ〕れゆく | 2 ダマスコへの途〔みち〕にて み霊〔たま〕の光に 矢庭〔やにわ〕に照らされて 途に倒れたり | 3 「サウロ サウロ何ぞ 我ばを迫〔せ〕むるや 我はイエスなり!」サウロは平伏〔ひれふ〕す | 4 イエス、アナニアニにサウロを示して 「サウロは選びの 器(うつわ)ぞと諭(さと)す」 |
| 5 「兄弟(はらから)サウロよ! 我は主イエスに 遣〔つか〕わされたれば 汝〔な〕れに手を按(お)かん」 | 6 億〔ああ〕! 彼の眼(まなこ)より 落ちたるは何か 鱗〔うろこ〕か心か! 聖霊〔みたま〕ぞ臨める | 7 パウロは聖霊の バプテスマを受け 曠野(あらの)に祈れば 十字架ぞ立ちたる! | 8 我は主と共に 十字架せられたり 我れは地に死にて み霊の主に生く |
| A18 | 聖書の扉に | 1980.10.28 | 讃美歌370 「めさめよわが霊」 |
| 1 聖書(みふみ)の扉に 体あたりし 平伏〔ひれふ〕し仰げば 門(かど)はひらき われらは入りたり 神の国に みどりの牧場に 泉辺〔いずみべ〕にぞ | 2 聖書(みふみ)の現実(うつつ)は 神のドラマ われらの集会(つどい)は その中にて 棄身〔すてみ〕の心で いのり叫び み言〔ことば〕を喰〔くら〕い み霊〔たま〕を飲む | 3 祈りの場(にわ)にて み霊臨み めぐみとたまもの ゆたかなれば 或〔あ〕る人は異言〔いげん〕 或るは霊歌 病〔やまい〕もいやされ み名を讃〔たと〕う | 4 十字架されれば み霊臨み み言息吹〔いぶ〕くよ あなうれしや 我らはいのちに 満ちあふれれて み名をたたえつ 主にぞ生きる |
| A19 | 母の乳房を | 1980.11.26 | 讃美歌538 「すぎゆくこの世」 |
| 1 母の乳房〔ちぶさ〕を 吸う兒〔こ〕の如く 主のみ霊〔たま〕をば 飲みてぞ生くる | 2 母がすべての おさなごの如〔ごと〕 わが身を全〔また〕く 主に投げ入れぬ | 3 主のふところに 祈り入りてぞ み霊は臨み 力に溢〔あふ〕る | 4 エン.クリストに 生くるわが身に み霊の力 みなぎりあふる |
| 5 み霊の流れ 脈々たれば み民われらは 生命〔いのち〕の泉 | 6 み霊の火焔(ほのお) 炎々(えんえん)たれば 何をかのぞまん 力ぞみつる | 7 いざや我らは 燃ゆるみ霊を 胸中(みぬち)に宿し 灯〔ひ〕を点〔とも〕さなん | |
| A20 | 信じ入れば | 1980.11.27 | 讃美歌514 「よわきものよ」 |
| 1 信じ入れば み力を得(え) 行(わざ)に転じ 人を助く 〔おりかえし〕 主に在りて 力あり 主のみ霊こそ 原始力ぞ! | 2 主に愛され 抱〔いだ〕かれなば 捨身〔すてみ〕の愛 われにみつる | 3 新天地の 望みに生く 主の光を 四方(よも)に放つ | |
| A21 | 地は形なく――楽園喪失の歌―― | 1980.11.28 | 奥山朝恭作曲「青葉茂れる桜井の」 |
| 1 地は形なくただ空(むな)し 渕〔ふち〕のおもてはただ闇(くら)し 神のみ霊は水面(みなおも)を いとくすしくぞおおいける 神は叫べり「光あれ」! ここにはじめて光あり | 2 神のみ業(わざ)のいやはてに 人を創造(つく)れり地(つち)をもて 神は霊気をその中に 吹き入れたれば生気あり そのすがたこそみ像(かたち)に 一如なりけれあなかしこ | 3 空には鳥が飛びかわし 地には獣が這〔は〕いまわる されどアダムは独りにて 彼の相手はなかりけり 神は不憫〔ふびん〕に思いやり アダムをじっと見つめけり | 4 神はアダムに手を按〔お〕きて 深き眠りにおとし入れ 肋骨(あばらぼね)を一つとり これを女〔おみな〕を創造〔つくり〕たり アダムはエバを見て言えり 「わが骨の骨 肉の肉」 |
| 5 生きとし生けるもののうち エバのすがたに比(たぐ)うもの ひとつもあらずエバの美は 神の芸術(たくみ)の傑作ぞ! 東西古今に謳〔うた〕わるる 美の極致(きわみ)こそ女体(によたい)なれ | 6 エデンの園はパラダイス アダムとエバは思うまま 楽しきくらしをいとなめり これをねたみて木陰〔こかげ〕より サタンの使者(つかい)美(は)しき蛇 エバに近よりささやきぬ | 7 「善きと悪しきを知るの樹〔き〕を 汝〔な〕れら喰(くら)わば開眼し 神の如くに成るべし」と エバはたくみにだまされて 禁断の果〔み〕をまず喰(くら)い アダムも共に喰いけり | 8 神の言に叛〔そむ〕きたる 二人はここに罪を知り 木の下陰に身をかくし 神のみ前を恐れたり ときに声あり「わがアダム 汝いずこに今在るや!」 |
| 9 神のみ言〔ことば〕いと深し さばきとあわれみひびきたり さあれ二人は楽園を 追い出されて荒れし地に 汗を流して働きて なりわいたつる道に就(つ)く | 10 されどみ神は約しけり 「汝の裔(すえ)にメシヤ出で 蛇の首領(かしら)にうち勝ちて 救いの道をきりひらき 罪のゆるしを必ずや 与うべければ平安(やす)かれ!」と | ||
| A22 | 春は野べに | 1980.11.29 | 讃美歌515 番「十字架の血に」 |
| 1 春は野べに 夏は海に 秋は山の上(え)に 冬は雪に 〔おりかえし〕 主よ!われは 祈り入る みふところこそ 愛の力! | 2 出でて市(まち)に 入りて家に 見よいたるところ 主に見(ま)みゆる | 3 聖書(みふみ)読めば み声ひびき 聖言(みことば)のおくに み霊息吹く | |
| A23 | イエスは十字架に――ヨハネ伝第20章―― | 1981.04.17 | 讃美歌214 番「北のはてなる」 |
| 1 イエスは十字架に あがないの死を 果たし給うて 葬〔ほうむ〕られぬ 主の日の晨〔あした〕 死に勝ち給い 霊震をもて 石扉(とびら)倒す | 2 マリヤ・マグダラ 石扉なきを見 ペテロ、ヨハネに その旨告ぐ 弟子たち走り み墓を見しに 主の影見えず おどろきたり | 3 泣きつつマリヤ み墓のうちを 見れば二人の み使〔つかい〕立つ 白き衣の み使は言う 「女よ何ぞ 泣き悲しむ」 | 4 「誰かわが主を とりのぞけしや いずこにおきし 我れ知りたし」 彼女(かれ)振り向けば 人影のあり 「女よ泣くな 誰をさがす」 |
| 5 マリヤはそれを 園守〔そのもり〕と見て 「君よ何処〔いずこ〕に 彼を置きし」 主はねんごろに「マリヤよ マリヤ!」 声におどろき 「ラボニ わが師!」 | 6 マリアに迫りて 主に寄りすがる 「われに触(さわ)るな 弟子に告げよ 父のみ許〔もと〕に われは昇ると」 マリヤ、弟子らに 主を証(あか)しす | 7 その夕主は 閉じたる室に 入〔はい〕り給うて 「シャロ-ム ラケム!」 「我れ汝らを 世につかわさん」 祈り入りてぞ 聖霊〔みたま〕受けよ! | |
| A24 | ゴルゴダの丘の――ぺンテコステの歌―― | 1981.05.05 | 讃美歌239 「さまよう人々」 |
| 1 ゴルゴタの丘の 十字架の上 天涯孤独の 主の御〔み〕姿 あがないの血潮 地に滴〔したた〕り 十字架に極まる 主の義と愛 | 2 主はよみがかりて 墓を破り マグダラのマリヤ 女たちと 弟子にここかしこ 四(よん)十日 現われ給いて 約束せり | 3 「汝〔な〕れらは日ならず 聖霊〔せいれい〕にて バプテスマされ 祈り待てよ 聖霊臨まば 霊力(ちから)を受く 世界の極〔はて〕まで 証者となれよ」 | 4 ペンテコステの日 相集いて 使徒ら女たち 切に祈る 天よりにわかに 臨みたるは み霊の疾風(はやて)よ み霊の火よ! |
| 5 祈れる者みな うちに燃えて み霊に満たされ 異言の波 別人のごとく 今やなりて 主のエクレシヤは ここに成れり | 6 現今(いま)のエクレシヤ 危機を孕〔はら〕む 使徒らの次現に 立ち帰らん! われらもいよいよ 祈り入りて み霊の証しを 果たし往かん | ||
| A25 | いずれの教派も――新宗教改革―― | 1981.05.08 | 讃美歌271B「いさおなき我を」 |
| 1 いずれの教派も それぞれ意味あり ただ胸に在りや 砕けの十字架 | 2 いずれの集会(つどい)も 観念不可なり 体当りせんかな 聖書〔みふみ〕の現実(うつつ)に | 3 いずれの教派も 使命はそれぞれ ただ胸に在りや いのちの聖霊〔せいれい〕 | 4 いずれの集会(つどい)も それぞれ今こそ 祈り入りゆかん 使徒らの次元に |
| 5 キリスト教界 形式〔かたち〕を乗り越え み霊に在りて 内面(うち)より改革! | 6 キリスト教界 自由の心と み霊の愛にて 世人(よびと)を愛せん | 7 キリスト教界 主と一つになり み霊の力で まことの伝道 | 8 主イエスの僕〔しもべ〕ぞ み霊の火となり 預言者と使徒の 後を継がん哉〔かな〕 |
| A26 | 主はサマリヤなる――ヨハネ伝4・4~30―― | 1981.05.11 | 讃美歌537 「わが主のみまえに」 |
| 1 主はサマリヤなる スカルの町まで 陽〔ひ〕照りのさ中を 辿〔たど〕りつきけりな 旅路につかれて 近よりたりしは 歴史も古〔ふ〕りにし ヤコブの泉ぞ | 2 水を掬〔きく〕すべく サマリヤの女 泉辺〔いずみべ〕に在りき 奇〔く〕すしき出会いよ 「我に飲ませよと」 イエスはたのみける 「汝れはユダヤ人 何ぞ求むるや」 | 3 「我れを知らざるや 我こそ汝に 活ける水を今 与え得るものを」 「その活ける水は いずこより得しぞ 父祖ヤコブよりも 汝は偉〔い〕なるか」 | 4 「この水飲むとも 渇きは止まらじ されどわが水は 渇きをば知らず わが水飲むとき 泉となりてぞ 永遠(とわ)なる生命〔いのち〕の 水ぞ湧き出〔い〕づる」 |
| 5 「わが主よ永遠〔とわ〕なる 水をば与えよ」 「帰りて夫(つれ)をばここに伴〔つ〕れて来よ」 「我れには夫なし」 「汝が言うが如し」 汝は嘗〔かつ〕ては 五人〔ごたり〕もありけり」 | 6 「汝は預言者! 此処〔ここ〕なるゲリジム 礼拝なすべき われらの山なり」 「女よ信ぜよ! いついずこにても 礼拝なし得る 時こそ到れる」 | 7 「み父に祈るは み霊と誠〔まこと〕ぞ 神こそ霊なれ み父は誠ぞ」 「げに我れ信ずる メシヤの来たるを」 「汝ともの言う 我こそそれなれ!」 | 8 女はおどろき 水瓶〔みずがめ〕捨て置き いそぎて馳〔は〕せ往き 巷(ちまた)に呼ばわる 「道ゆく人々 来たりて見よかし! げに我れ見たるぞ キリストわが主を!」 |
| A27 | カナンの女 | 1981.07.07 | 讃美歌217 「あまつましみず」 |
| 1 カナンの女 道べより 主のみ姿に 叫び寄る 「主よ、ダビデの子 憐み給え 悪鬼〔あつき〕に悩む わが娘!」 | 2 されどイエスは 応答(いらえ)せず 弟子どもも主に 請〔こ〕いて言う 「帰えし給えよ 叫ぶ女を!」 主は之(これ)を受け 可(よ)しとせり | 3 我は父より 遣〔つか〕わされ ヤコブの家の 失せにける 羊の如きわが民のみを 救わんとてぞ 来〔きた〕りける」 | 4 カナンの女 跪〔ひざまず〕き 「助け給えよ 我を主よ!」 「子供のパンを 子犬に投げじ」 主は情〔つ〕れなくも 拒みけり |
| 5 女応(こた)えて 「然り主よ 子犬も喰〔くら〕う 食卓(つくえ)より 落つる主人(あるじ)の 食屑(たべくず)をすら」 噫〔ああ〕、この言葉 主を撃〔う〕てり | 6 「カナンの女! 平安(やすか)れよ 汝(な)が信こそは 大いなり 願いの如く 汝(な)れに成れかし」 娘直ちに 癒〔いや〕されぬ | ||
| A28 | ベタニヤなるある女 | 1981.08.15 | アイルランド民謡「庭の千草」 |
| 1 ベタニヤなる ある女 石膏壺〔アラバストロン〕を うち割りて 主の首〔こうべ〕に 心こめて ナルドの香油を 注ぎけり | 2 主の弟子どもは これを見て 勿体〔もつたい〕なやと 憤〔いきどお〕る 「それを売りて 貧者のため 施しごとを なすべきに」 | 3 主は言い給う 「この女 葬りの為 わがために 涙ながら 注ぎたるぞ 我はほどなく 別れ往く | 4 まことに告げん 全世界 いづこなりとも 福音の 伝えらるる ところにては 憶〔おぼ〕えらるべし この女!」 |
| A29 | 十字架のもと | 1981.09.05 | 讃美歌365 「十字架のもと」 |
| 1 十字架のもと 祈り入れば み霊臨み 身は火の如し 魂〔たま〕も燃えて 聖名〔みな〕を讃〔たと〕う わが主イエスよ わがすべてよ | 2 主よわが主よ 今此処〔ここ〕にて 我をとらえ み旨〔むね〕を示し 智慧〔ちえ〕と力 そそぎ給え 汝〔な〕がみ業〔わざ〕を なさせ給え | 3 主よ、われらは 汝のもの 汝〔な〕がうちにぞ 我ら生きて 汝が愛をば 生命〔いのち〕として 愛に生きん 永遠〔とこしえ〕まで | |
| A30 | いとも聖なる――イザヤ1~33、36~39章―― | 1983.06.23 | 讃美歌214 「北の極なる氷の山」 |
| 1 いとも聖なる 万軍の主 その栄光は 全地に満つ」 セラビム舞いて かくぞ歌う 神殿〔みとの〕もために 霊に震う | 2 霊に感じて イザヤ叫ぶ 「禍〔わざわ〕いなるぞ われは亡ぶ 万軍の主を けがれし我れ 見まつりたれば われは亡ぶ」 | 3 「セラビム我れに 飛び来たりて わが唇を 火にて焼けり」 主のみ声あり、「誰を遣〔や〕らん」 「遣〔つか〕わし給え 我れはここに!」 | 4 「愛の愛なる葡萄〔ぶどう〕園〔ぞの〕よ! 酒槽〔さかぶね〕、望楼〔ものみ〕 備えせしに 結びしは是〔こ〕れ 野葡萄なり 棘〔おどろ〕、荊〔いばら〕の 荒野とならん |
| 5 神の審判〔さばき〕と 神の義とを 求めてそこに 生きて在れよ シオンは審判に あがなわれぬ 帰る者らも 神の義にぞ | 6 神の徴〔しるし〕は いつ出づるや 運命〔さだめ〕の危機ぞ 祈り待てよ 徴〔しるし〕は何ぞ 「インマヌエル」 乙女〔おとめ〕の子なり メシヤ予言 | 7 主は避け所 躓〔つまず〕く石 妨〔さまた〕ぐる磐〔いわ〕 民らの網〔あみ〕 罠〔わな〕ともなりて 救の主なり 万軍の主の 愛は是〔こ〕れぞ | 8 センナケリブの 雲霞〔うんか〕とまがう 大軍来たり エルサレムを 包囲せしかど 何か恐れん エホバにイザヤ 祈り入れり |
| 9 イザヤの熱き 祈りに応え 主のみ力は 現われたり アッシリヤ軍 一夜〔ひとや〕にして 壊滅したり 神の力 | 10 エッサイの根ゆ 芽生〔めばえ〕出でぬ エホバのみ霊 これに宿り 智慧〔ちえ〕と明悟〔さとり〕と 能力〔ちから〕に満ち 腰に義の帯 身には信実〔まこと〕 | 11 「わがエジプトよ わが手のわざ アッシリヤ国 イスラエルと 相携〔たずさ〕えて 我に帰らん」 その日世界は 平和と成らん」 | 12 狼、羊、豹と小山羊 牧の牡獅子〔おすじし〕 牝牛〔めうし〕と熊 乳児〔ちのみご〕と蛇 相助くる 愛のあふるる 聖国〔みくに〕来たれ! |
| A31 | 曠野の如き――サフランの歌、イザヤ34~35章―― | 1983.02.01 | 一高寮歌「ああ玉杯に花うけて」 |
| 1 曠野〔あらの〕の如き 人の世や 文化はあれど 虚偽〔いつわり〕の 平和の蔭〔かげ〕に 軍備あり 妖星〔ようせい〕走る 空の下 西も東も 平安〔やす〕からず いつまでかくて あるべきや | 2 天〔あま〕つ御〔み〕神は 国々の 軍〔いくさ〕に向い み怒を あらわし給う 鬩〔せめ〕ぎ合う 戦争〔いくさ〕起これり み審判〔さばき〕の 天の剣〔つるぎ〕は 血を浴びぬ 万象消えて いと暗し | 3 わが腸〔はらわた〕は 沸〔に〕えたぎり 胸も轟〔とど〕き 裂けんとす 聞け爆音の 雷霆〔いかづち〕を 見よ爆音の 炸裂〔さくれつ〕を 原爆大戦 捲〔ま〕き起こり 全地は今や 生き地獄 | 4 敗滅〔ほろび〕の報道〔しらせ〕 空を飛び 混沌〔カオス〕と淆乱〔バベル〕の 地に化しぬ 幕屋はいずこに 見えわかず 刺草〔いらくさ〕・薊〔あざみ〕 焼けただれ 狼・梟〔ふくろう〕 影見えず 莫々〔ばくばく〕たりや 全世界 |
| 5 時は移りて 時期〔とき〕を呼び 壊滅〔ほろび〕の夜は 明け初〔そ〕めて 朝霧霞〔かす〕む 地の面〔おも〕に 朝日の光 指しそえば 小〔お〕草の芽生〔めばえ〕 現われぬ ああ復活の 春は来ぬ | 6 見よ曠野〔こうや〕には 紅白の サフランの花 咲き薫〔かお〕り 見渡すかぎり 楽園に 復活〔よみがえ〕りたり あな不思議 いざ平伏して 聖名〔みな〕を呼び 声高らかに 讃美せん | ||
| A32 | イスラエル・ユダの――イザヤ40~48章―― | 1982.08.28 | 讃美歌530 「うき世の嘆きも」 |
| 1 イスラエル・ユダの 罪はゆるされ バビロンを出〔い〕でて 帰りし如く 我らも出我〔しゆつが〕し み許〔もと〕に来たり 十字架・聖霊〔みたま〕の 道につきけり | 2 宇宙を創造〔つく〕れる み神の眼には 諸々の民は 無きにもひとし あらがう国々 塵〔ちり〕にも似たり み神の霊知は 測りも知れず | 3 汝ら知らずや 耳にもせぬか み神はみ空や 見おろし給い 地に住む者らを 蝗〔いなご〕とぞ見る 涯〔はて〕なきみ空は 神の幕屋ぞ | 4 み霊〔たま〕のみ神は 力の源〔もと〕ぞ 依〔よ〕り頼む者に 力を賜〔たも〕う 晨〔あした〕に夕に いそしみたれど み力臨みて つかれを知らず |
| 5 「まことに我こそ 自らのゆえ 汝れらの罪過を 心に止めず 汝れらの罪過は 雲散霧消〔うんさんむしよう〕! わが愛わが義は 与えて尽きず! | 6 我は汝らを あがなえる神 汝れらはわが有〔もの〕 名を与えたり 水中〔みなか〕を渡るも 溺れず水に 火中〔ひなか〕を往くとも 燃ゆることなし | 7 キリストの僕 撰〔えら〕びの群よ 預言者・使徒らの 道を受け継ぎ 聖霊〔みたま〕の幕屋を 張りける僕 み霊の火となり 突き進めかし | 8 選びのみ民よ み霊の群よ 汝れらは誰しも 愛の人たれ 傷〔いた〕める蘆〔あし〕をば 直〔なお〕く立たしめ 小暗〔おぐら〕き灯火〔ともしび〕 燃え立たしむる」 |
| 9 エホバのみ神は み民のうちに み霊の主として 隠れて在ます うつせ身われらに キリスト・イエスは 隠り身となりて はたらき給う | 10 「救をほどこす 我は義の神 胎〔たい〕を出でしより 汝を負えり 年齢〔よわい〕の果てまで 荷〔にな〕いて救わん 使命のかぎりを 貫き果たせ! | 11 我こそ今しも 汝に示さん 未だ告げざりし 世界の秘事を わが名のゆえにぞ 怒りを抑〔おさ〕え 審判〔さばき〕の時期〔とき〕をば 忍びに忍ぶ | 12 われこそ歴史の 元始〔アルパ〕と終末〔オメガ〕 世界は今こそ 回帰せざれば 前代未聞〔みもん〕の悲劇的終末〔カタストローフエ〕! 全地は地獄〔ゲヘナ〕に 変貌すべし! |
| A33 | 主なるキリストは――イザヤ49~55章―― | 1982.11.05 | 讃美歌359 「夕陽はかくれて」 |
| 1 主なるキリストは 選びの民の 救主なれど 彼らは受けず さはあれキリスト 世の終末〔おわり〕まで 彼らの帰るを 祈り待ち給う | 2 「ああイスラエルよ 選びの民よ! 母親情〔つ〕れなく その乳児〔ちのみご〕を 忘るるあるとも 我は忘れじ 永遠〔とこしへ〕の愛に 抱かれざるや」 | 3 主は侮られて 人に棄てられ 苦患〔なやみ〕を知り給う悲哀〔かなしみ〕の人! しかるに我らは 神に打たれて 苦しめられたる 人と思えり | 4 苦しみを忍び 口を開かず 屠場〔ほふりば〕に向う 羔〔こひつじ〕の如〔ごと〕 我らの罪をば 荷〔にな〕いて独〔ひと〕り 十字架の上にて 砕かれ給う |
| 5 復活〔よみがえり〕の主は パウロを選び 聖〔み〕霊の器に 翻〔ひるが〕えらしめ 異邦〔ことくに〕人への 栄光〔ひかり〕となして 世界にあまねく 道を伝えり | 6 「わが義は来たれり 我は救ぞ この義を受くれば 救われてあり 贖〔あがな〕われし者 讃歌〔うた〕を謳〔うた〕えよ 汝れらが胸には 歓〔よろこ〕び絶えじ」 | 7 み母の胎〔たい〕より 生〔あ〕れにし時ゆ み神に護られ 育〔はぐ〕くまれたり 聖〔み〕言聖〔み〕霊は わが生命〔いのち〕なり イエス・キリストの 無者たる僕 | 8 「わが愛の幕屋 大胆なれよ エホバの僕よ 時期〔とき〕は迫れり 身証〔あかし〕の伝道 地道になして 幕屋を拡めて 綱を延ばせよ」 |
| 9 実存主〔エホバ〕をたずねよ 日の暮れぬ間に 近くに居給う 主を求めよや とやかく思わで イエスに帰れ! み腕を拡〔ひろ〕げて 抱〔いだ〕き給うぞ | 10 日の本〔もと〕の人よ 聖書〔みふみ〕に来たれ 神のドラマたる 現実〔うつつ〕の中に! キリストの力 われらに迫り 思わず叫ばん ハレルヤ・アーメン | 11 「渇ける人々 来たりて飲めよ 永遠〔とこしえ〕の水を われは与えん 我は聖霊の バプテスマせん 歓び尽きせぬ 生命に溢れん | 12 わがエクレシヤよ 使徒らの如く 我れに立ち帰り 一如〔いちによ〕となりて いずこも聖国〔みくに〕の 現実〔うつつ〕となして いずれの人をも 迎え抱けよ!」 |
| A34 | み霊の主イエスに――イザヤ56~66章―― | 1981.08.10 | 讃美歌537 「わが主のみ前に」 |
| 1 み霊の主イエスに 深く祈り入る 悲しみにかえて 歓喜の油 憂いの心に 讃美の衣を 与えてやまざる われらの義の主よ | 2 願わくは汝 み空を裂きてぞ 天降〔あも〕りし給いて 汝〔な〕が義のみ霊を 霰〔あられ〕と降らしめ 枯葉にも似たる われらの空しき 義を吹き飛ばせよ | 3 日の本〔もと〕の国の 義朝日の如く 大和〔やまと〕民族の 救松火〔たいまつ〕と 燃えて輝くまで われらはみ霊の 炎をともして 休むことあらじ | 4 われらキリストを 大いに喜び われらの魂 主をたのしみとす 新郎〔おのこ〕が新婦〔おみな〕を よろこぶが如く キリスト我らを 喜び給うぞ |
| 5 主イエスのみ霊は わがうちに来たり われらは福音を 語らざるを得ず たましひを救い 心の呻〔うめ〕きを からだの痛手〔いたで〕を 鎮〔しず〕めしめ給う | 6 われは独りにて 酒槽〔さかぶね〕を踏めり 主キリストのみは 我を知り給う 主の義のゆえにぞ 憤〔いきどお〕りたれど 救贖〔あがない〕の故に 黙〔もだ〕して荷〔にな〕えり | 7 いつわりなき子ら 汝らわが民! われに祈り入れ われに帰り入れ! わが愛の腕〔かいな〕 抱〔いだ〕きて荷わん み霊の力は 汝〔な〕れらに溢れん | 8 天〔あめ〕なるみ国の 幻の中〔うち〕に 第三イザヤの 見たるは何ぞや み霊に満ちたる 永遠〔とこしえ〕の乳房〔ちぶさ〕 父なるみ神の 恵みの徴〔しるし〕ぞ |
| 9 汝は我らの 衷〔うち〕なるみ神よ 我らは汝の 衷なるみ民よ 天地を新たに 創造〔つく〕り給う主よ 百年〔ももとせ〕生くるも永遠の一日〔ひとひ〕 | 10 イザヤの預言は ひびきて新たに ヨハネの黙示に 希望の花をば 咲かせて果てなき み国を現じて み民に讃美の ハレルヤ挙げしむ | ||
| A35 | み空を渡る雲 | 1981.09.01 | ドイツ歌曲「ローレライ」 |
| 1 み空を渡る雲 谷の流れ 翼をひろげて 風に乗る鷲〔わし〕 白帆〔しらほ〕をかかげて 滑〔すべ〕りゆく舟 自然の法相〔すがた〕の 美しさよ! | 2 み空はかき曇り むら雨〔さめ〕降る 小鳥はねぐらに かくれゆきたり いなずま閃〔ひらめ〕き 雷〔いかずち〕鳴れり 自然の法相〔すがた〕の 快〔こころよ〕さよ! | 3 人の世の道相〔すがた〕は みだれたるか 無心の大道は 昔語りか 愛の深き影 いずこにありや キリストの道を 貫き往かん | 4 今こそは世界の 政治家たち 心を注ぎて 手を握〔にぎ〕れかし 主義を立ち越えて 和をばはかれよ 若〔も〕し然〔し〕かせざれば 世界破滅! |
| A36 | 涯しも知れぬ大宇宙――最大の芸術家―― | 1983.09.06 | 一高寮歌「太平洋の波の穂に」 |
| 1 涯〔はて〕ても知れぬ大宇宙 銀河の数は幾億か 何億光年走るとも 極〔きわ〕まりなけれその時空 夜空を仰ぎ言〔ことば〕なし 神のみわざの神秘さよ | 2 太陽系のこの地球 その天然のゆたかさよ 春夏秋冬めぐりゆき 花咲き匂う野山あり 小鳥は舞いて昆虫〔むし〕すだく 神のみ園の美しさ | 3 椿に梅に桃の花 海棠〔かいどう〕、連翹〔れんぎよう〕、山桜 朝顔、菫〔すみれ〕、百合、桔梗 尾花よ、萩よ、藤袴〔ふじばかま〕 撫子〔なでしこ〕、葛〔くず〕よ、女郎花〔おみなえし〕 宇宙の影かコスモスよ! | 4 創造のわざ万象の いやはての傑作〔さく〕、そは何ぞ 神の似姿人の影! 文明文化極まりて 芸文のの華咲き香る 芸術〔たくみ〕の源〔もと〕は神と知れ! |
| 5 大自然には国境〔さかい〕なし 幼児〔おさなご〕らにも国境なし いずれの国も神の属〔もの〕 自国の使命自覚して 大指揮者たる神に拠〔よ〕り 交響楽を奏でずや | |||
| A37 | われはみ父の――ヨハネ5、6章―― | 1984.03.08 | 一高寮歌「そよぐ橄欖風かおる」 |
| 1 われはみ父のなすを見て 行うほかに何ごとも いかで自らなし得んや み父の力受くるのみ すべてを父は子に示す 愛すればこそいつにても | 2 わが言をよく聴きて この世に我をつかわせし 父を信ずる人こそは いのちを得たり永遠の 審判〔さばき〕を受けず今にして 死より生命〔いのち〕にうつりたり | 3 み神のパンは天降〔あも〕りして 生命をば世に与〔あた〕うなり われは生命のパンなるぞ 我に来〔きた〕らば亡びなし 我を喰〔くら〕えよわれを飲め わが血と肉に生命あり | 4 わが汝らに語りける 言〔ことば〕は霊の生命なり わが血も肉もみ霊〔たま〕なる 愛の生命にほかならず 祈り入りてぞ身に受けて 我と一如に生きよかし |
| 5 イエスはみ神の無者なるぞ されば我らは無者たれや 主の十字架の賜いたる 無の現実に在るなれば かくてみ霊は天降〔あも〕りして 無量の力身に溢る | |||
| A38 | 荒野の中に――黙示録17~18章―― | 1984.09.04 | 田村虎蔵作曲「妙義山」 |
| 1 荒野の中に 我れ観〔み〕たり 緋〔ひ〕色の獣に またがれる 紫衣〔きぬ〕と 宝石を からだにまとえる 大淫婦 | 2 いかなる女か この徴 驕〔おご〕れる妖婦〔ようふ〕の バビロンぞ その酒杯〔さかずき〕は 聖徒らの 貴〔とうと〕き証〔あかし〕の 血にあふる | 3 この世の富と 権勢〔ちから〕なる バビロン驕〔おご〕りて その元主〔かしら〕 羔〔こひつじ〕の君を あなどりて サタンの軍備を 増しゆけり | 4 力に満ちたる 御使〔みつかい〕が 礪臼〔ひきうす〕の如き 大石を 抬〔もた〕げて海に 投げこみて 都の滅亡〔ほろび〕を表わせり |
| 5 大なるバビロン 倒れたり 羔の怒 現われぬ 狂える迫害 つづけたる 王者の都は 滅びたり | 6 禍〔わざわい〕なる哉〔かな〕 今世紀 み神にそむける 文明は 羔の審判〔さばき〕 招くなり 世界は今こそ 危機なれや | 7 禍〔わざわい〕なる哉〔かな〕 世紀末 悪魔の兵器の 生産に 狂える世界よ クオヴァディス? 世界よみ神に 立ち帰れ! | 8 まことの霊止〔ひと〕に 立ち帰り イデオロギーを 乗り越えて 東と西の 為政者〔いせいしや〕よ 心と心の 握手せよ! |
| A39 | 羔の婚姻――黙示録19~22章―― | 1984.09.04 | 一高寮歌「ああ玉杯」 |
| 1 救済〔すくい〕と栄光〔さかえ〕 神のもの 御審判〔さばき〕義なり 真理〔まこと〕なり 神の僕〔しもべ〕ら 報〔むくわれぬ 血の復讐は 果〔は〕たされぬ ハレルヤ アーメン 僕たち 全能の主を 讃美せり | 2 忍び待ちたる 時機〔とき〕は来〔き〕ぬ 羔〔こひつじ〕イエス 今こそは エクレシヤなる 花嫁と 婚姻の座に つき給う 幸〔さち〕の極みの 時は来ぬ み国の晨〔あした〕 明け初〔そ〕めぬ | 3 嗚呼〔ああ〕歓喜〔よろこび〕の 徒輩〔ともがら〕よ 聖名〔みな〕を讃えん 羔の 婚姻の時期〔とき〕 遂に来ぬ 新婦〔はなよめ〕今や かがやける 細布〔ほそぎぬ〕を着て 備えせり そは聖徒らの 行為〔わざ〕なるぞ | 4 白馬に騎〔の〕れる 神の人 炎の如き 眼の光 衣の色は 血潮なり 「神の言」は その聖名ぞ 白き細布 まといたる 天の大軍 従えり |
| 5 騎士の口には 利〔と〕き剣 その聖手〔みて〕の中 鉄の杖 神の烈〔はげ〕しき み怒の 血の酒槽〔さかぶね〕を 踏み給う その聖衣〔みころも〕の 文字は是〔こ〕れ 「王の王」なり 「主の主」なり | 6 われまた見たり み使の 日影〔ひかげ〕の中に 立ちたるを 彼れ叫びたり 「鳥どもよ 神の族〔やから〕を 苦しめし 王侯〔おうこう〕代官 もろもろの 悪の徒輩〔やから〕の 肉を喰〔くら〕え」 | 7 われまた見たり 獣らと 地の権勢と その魔軍 白馬の騎士と 天軍に 挑〔いど〕みかかれる 決戦を ハルマゲドンの この戦〔いくさ〕 サタンの魔軍 敗れたり | 8 我また見たり み使の 鍵と鎖を たずさえて 蛇なるサタン うち捕らえ 陰府〔よみ〕に投げ入れ 封ぜしを 千年〔ちとせ〕の間 悪魔より 諸国の民を 護るべく |
| 9 我れまた見たり キリストと 神の言を 証〔あかし〕して カイザル礼拝 拒みたる 殉道の士が よみがえり 千年の間 キリストの 栄光〔さかえ〕のみ座に 侍〔はべ〕れるを | 10 千年王国 終りたり ここにサタンは 放たれて ゴグとマゴグを いざないて 悪の軍旅 集〔つど〕わしめ 聖徒の陣営 囲みしが 神の火魔軍を 焼き尽くす | 11 ああ開かれぬ 新天地 聖なる都 エルサレム 新婦〔はなよめ〕の如〔ごと〕 準備〔そなえ〕して 神のみ許〔もと〕ゆ 天降〔あも〕りせり 大なる声 聖座〔みくら〕より 出づるを聞きて 歓喜せり | 12 「神の幕屋は 人と偕 神は今こそ 霊止〔ひと〕の中 人は今こそ 神の民 神は自ら 人に住む 今や死も無く かなしみも くるしみも無し 涙無し」 |
| 13 「視よ我れすべて 新たにす 旧〔ふる〕きは去りて 事成れり 我れアルパなり オメガなり 我は生命の 源泉〔みなもと〕よ 勝利の子らよ わが子らよ 来〔きた〕りて飲めよ 永遠〔とこしえ〕に」 | 14 聖なる都 エルサレム その光輝〔かがやき〕は 碧玉〔へきぎよく〕か 都の城の 石垣〔いしがき〕に 十二の門あり その上に 十二支族の 名を記〔しる〕す 十二の使徒の 名は礎石〔いし〕に | 15 神の都の 石垣の 基〔もとい〕を見よや さまざまの 光りかがやく 宝石よ あな美〔うる〕わしや み空なる 虹の光の 結晶か 十二の宝玉〔たま〕の 石垣よ | 16 都の内に 宮を見ず 全能の神 羔〔こひつじ〕は 天〔あま〕つシオンの 宮なるぞ ああ日も月も 照らすなし 神の栄光〔さかえ〕ぞ 光なる 羔はその 灯火〔ともしび〕よ |
| 17 都大路〔おおじ〕の 真中には 水晶の如 透徹〔すきとお〕る 生命〔いのち〕の水の 河流る その両岸に 樹々〔きぎ〕ありて 十二種の実〔み〕を 結ぶなり その樹々の葉も 妙薬ぞ | 18 「この書〔ふみ〕の預言 封ずるな 不義をなす者 不義をなし 義に生くる者 義に生きて 黒白あらわに 現われて 神のみ民と 陰府〔よみ〕の子の 別るる時期〔とき〕は 迫りたり」 | 19 「視よ速〔すみ〕やかに 我れ到る おのが衣を わが血にて 洗いし者に 幸〔さち〕あれよ われはダビデの 萌生〔ひこばえ〕よ 輝く曙〔あけ〕の明星よ! 我れ速やかに 到るべし」 | 20 聖霊〔みたま〕も新婦〔よめ〕も 叫ぶなり 「新郎〔はなむこ〕イエス 来たりませ!」 「われ速やかに 到るべし」 「アーメン主イエス 来たりませ」 天地に木霊〔こだま〕す 「マーラナタ アーメン イルクー クリエ イエス!」 ハレルヤ |
| A40 | キリストは地に在りて――キリストとペテロ―― | 1985.02.21 | (作曲 市川りり子) |
| 1 キリストは地に在りて 枕なき旅の人よ! キリストは罪の世に 神のみ業〔わざ〕神の言〔ことば〕 ハレルヤ ハレルヤ あらわしませり 見よこの人! 誰か知らんこの真理〔まこと〕を 身を提し来たりて見よ | 2 主イエスはよみがえり テベリヤの湖辺〔うみべ〕近く 弟子どもに現われて「舟の右舷にあみを卸〔おろ〕せ!」 ハレルヤ ハレルヤ 網に満ちたる大漁なりき 誰か知らん主キリストの 深き愛今も然り | 3 「ああシモン愛するや」「主よ然りわれは愛す」 主は三度〔みた〕び問い給う 「主をば愛し聖名を讃〔たと〕う」 ハレルヤ ハレルヤ 「牧の羊を確〔し〕かと飼えよ! 噫〔ああ〕ペテロ、我れと供に 十字架の道を往けよ!」 | |
| A41 | 十字架上の七言 | 1985.03.10 | 讃美歌136 「血潮したたる」 |
| 1 あやしき雲に 空は暗み ゴルゴタの上〔え〕に 立つは何ぞ 十字架は三基〔き〕 何の徴〔しるし〕 罪びと左右 義人真中〔まなか〕 | 2 「汝〔な〕はキリストか いざおのれと 我らを救え」 かくうそぶく 声に応えて 「我らは罪! 汝畏〔おそ〕れよ 神の聖名を」 | 3 「主よキリストよ 憶〔おぼ〕えたまえ み国の旅に昇るときに」 「よき告白ぞ 我と共に 汝れは今日しも パラダイスぞ!」 | 4 地の罪びとを執〔と〕りなしてぞ 十字架イエス 叫び給う 「道に外〔はず〕れし 彼らなれば ゆるしたまえや 父よ神よ」 |
| 5 ヨハネを見詰め マリヤに言う 「女よ見よや これは汝〔な〕が子」 ヨハネに向かい かくはさとす 「母のマリアは 汝〔な〕が母なり」 | 6 天地晦冥〔かいめい〕 午後の三時 「わが神 み神! 何ぞ我を 見棄て給いし!」 かく叫びば 雷光雷鳴 これに応〔こた〕う | 7 血潮したたり 地に沁み入る 「ああわれ渇く!」 血の呻〔うめ〕きぞ 「事は畢〔おわ〕りぬ」 愛の叫び! あがなひの業〔わざ〕 ここに成りぬ | 8 「わがたましひを ゆだねまつる 父よ神よ!」 大音声〔おんじよう〕! 聖所の幕は 震い裂けぬ 天地〔あめつち〕ともに 霊に震う |
| A42 | 深き情けの旅路――ルカ5・11に因みて―― | 1986.07.31 | 小山作之助作曲「卯の花の匂う垣根」 |
| 1 ゲネサレの湖〔うみ〕の岸べの 群衆に舟より語る イエスのみ言〔ことば〕み霊〔たま〕の波 | 2 「やよペテロ舟を深処〔ふかみ〕に 乗り出〔い〕だし網を下〔おろ〕せよ 漁〔すなど〕り大ならんいざ往けよ」 | 3 「終夜〔よもすがら〕労したれども 徒〔いたず〕らに漁〔すなど〕りしのみ されどもみ旨〔むね〕に従わん」 | 4 こは如何〔いか〕に大漁のために 網は裂け舟は傾き 二艘〔そう〕の舟に魚〔うお〕は満つ |
| 5 驚きてペテロは言えり 「去り給え主よわが神よ み前に堪〔た〕えず罪の身は」 | 6 キリストはペテロに言えり 「懼〔おそ〕るなよ汝今より 世の人々を漁らん」 | 7 人生の旅路の日々を この聖書いよいよ深く 身読〔しんどく〕してぞ人に伝えん | 8 主よ 然り我を否みて み力を全身に受け 深き情けの旅路往かむ |
| A43 | 主の大饗宴――ルカ14・15~24に因みて―― | 1986.08.01 | 「追憶」星かげやさしく |
| 1 ゆたけき夕食〔ゆうげ〕ぞ 設けられたる 招かれたる人 使いの者に 「田地を買いたり 我れ見ざるを得ず 此度〔こた〕びはゆるせよ」 再〔ま〕たとなき招き ああ拒めり その夜〔よ〕 | 2 「われ五軛〔いつくびき〕の 牛を買いたり これを験〔ため〕すため 往かざるを得ず」 「われ妻帯せり 往くこと能〔あた〕わず」 呼ばれし者たち 断われりすべて ああ何たる ことぞ | 3 僕〔しもべ〕の報〔しら〕せを 家主〔あるじ〕は聞きて 怒りて街路〔まち〕より 貧しき人と 身体障害の 人々を呼びて 席に着かせしが なお余りありし ああ世人〔よびと〕を 呼べり | 4 アブラハムの子ら キリスト教徒 名のみの信にて サタンに負けて 世とその慾〔よく〕とに 心乱れなば 主の大饗宴 招かれ往く者 ああ一人も 無きぞ |
| 5 キリスト召団! 主の日を遵〔まも〕り 曠野〔あらの〕の霊泉の み力を受け 六日の旅路を 勇ましく歩み 道往く人にも 霊水を頒たん ああ饗宴の 希望 | |||
| A44 | パリサイ人と収税人――ルカ18・9~14に因みて―― | 1986.08.02 | 瀧廉太郎作曲「荒城の月」 |
| 1 パリサイ人と収税人 宮にのぼりて祈りせり パリサイ人は立ち上がり 心の中にかく祈る | 2 「神よ感謝すわが義をば 強奪〔うばい〕も不義も姦淫も 他人〔よそびと〕のこと献物〔ささげもの〕 律法〔おきて〕の如し断食も」 | 3 見よはるかなる収税人 平伏〔ひれふ〕し拝み胸うちて 「あわれみ給え神よ主よ 罪びと我れを」かく祈る | 4 パリサイ根性自己義認 おのが信仰誇るなり 主の本願は唯だ一つ 十字架・聖霊受くるのみ |
| 5 我らもつねにあるがまま 砕けの心身につけて キリストの無者自覚して 荷〔にな〕いの人よどん底で | |||
| A45 | 霊肉渾然一如――復活のキリスト ルカ伝24章に因みて―― | 1986.08.02 | 一高寮歌「春爛漫の花の色」 |
| 1 十字架の日は暮れゆきて 安息〔シヤーバツト〕の日明け初〔そ〕めぬ 園の墓なる洞窟に 横たう人に聖霊は 親しく宿り夜は更〔ふ〕けぬ かくて霊〔く〕すしき晨〔あさ〕は来〔き〕ぬ | 2 イエスを慕う女たち 香料もちて墓にゆく 石の扉は転〔まろ〕びあり 墓の中には屍〔かばね〕なし 懼〔おそ〕れ迷いてふと見れば 白衣の輝く御使〔みつかい〕よ | 3 天使は告げぬ「キリストは 甦〔よみがえ〕りたりガリラヤで 語り給えるみ言〔ことば〕を 憶〔おも〕い出〔い〕だせよ」女たち 墓より帰り弟子どもに この出来ごとを報せたり | 4 かのマグダレナ全身の 力をこめて語れども 使徒らはこれを妄語〔たわごと〕と みなして信ぜずペテロすら さはあれペテロに走りゆき 見ればみ墓は空〔から〕なりき |
| 5 噂〔うわさ〕を聞きて弟子二人〔ふたり〕 エマオに向かい旅立てり その道すがらとやかくと 語らう傍〔かた〕えに或る人が 近づき来たり「やよ君ら 如何〔いか〕なることを語らうや」 | 6 「ナザレのイエス神の人 言〔ことば〕も業〔わざ〕も霊力〔ちから〕ある 預言者なりき然れども 祭司どもにも逆〔さから〕われ 十字架されぬわが民を 贖〔あがな〕うべかりしこの人や | 7 彼死してより三日目の 今朝〔けさ〕女ども告げ報〔しら〕す 『御使立ちてキリストは 復活せり』と、弟子どもも 墓にイエスを見ざるなり 我らは何を信ずべき」 | 8 この旅人これを聞き 「ああ愚かなる弟子どもよ 預言者たちの語りたる 凡〔すべ〕てのことを信ぜざる! そのキリストぞ難を受けて 栄光に入る人なるぞ!」 |
| 9 かくてこの人歩みつつ 預言の歴史語らえり 日暮れに及〔およ〕び旅人ら エマオの宿の食に就〔つ〕く 彼れ祈りしてパンを擘〔さ〕きて 彼らの目より消え去りぬ | 10 使徒らも弟子も都にて 主の復活を語り合う エマオに往きし旅人ら 主の語らいの証しせり 主はその席に現われて 「平安〔シヤローム〕 汝らに〔ラケム〕」と言い給う | 11 彼ら懼〔おそ〕れて幽霊と 見なせばイエス「何ごとぞ!」 いざ撫〔な〕でて見よこの体〔からだ〕 霊には肉も骨もなし 我には骨も肉もあり」 彼は魚〔うお〕喰〔くら〕い給う | 12 噫〔ああ〕キリストの霊体よ! 旅路の果つるいつの日か 聖国〔みくに〕に呼ばれ往くときは 霊肉渾然一如なる 聖名〔みな〕のゆえなるみ救いに 聖名讃〔たた〕えつつ躍り入らむ! |
| A46 | ペンテコステの歌 | 1986.05.03 | 一高寮歌「混濁の波」 |
| 1 時こそ満つれエルサレム ユダヤ全国各地より 人々の波ヨルダンに 預言者の末裔(スエ)ヨハネより 悔改めのバプテスマ 受けんものぞと押せ来たる | 2 パリサイ人もサドカイも もの見高にぞさし来れば ヨハネ叫びて言ひけらく 「蝮(マムシ) の裔よ汝らは 来たらんとする御怒(ミイカリ)を 避くべきことのあるべきか」 | 3 「悔改めに應(フサ)はしき 果(ミ) をこそ結べ、汝らは われらの父にアブラハム ありと心に思はざれ 神はこれらの石よりぞ 父祖の子らをも起こすなり」 | 4 「わが施すは先振れの 水の洗礼、されど知れ 私より後(アト)に来たる人 げに畏(オソ)るべき神の人 燃ゆる聖霊(ミタマ) のバプテスマ 施す人ぞ彼に着け」 |
| 5 さはあれイエス北よりぞ ヨハネの許(モト)に来(キタ)り給う ヨハネ驚き「こは如何(イカ)に 逆(サカ)しらなるぞ止(ヤ) め給へ 「今は許せよ我はなす 義(タダ)しきことを身証(アカシ) せん」 | 6 キリスト・イエス ヨルダンに 全身を漬(ツ) け立ち上る 見よ天開け聖霊が 鴿の如くに舞ひ降りて 天より声あり「この人は わが愛(イツク) しみ悦ぶ子!」 | 7 噫(アア)主イエスは叫びたり 「我は火を地に投ずべし み霊の火なり人よ知れ この火燃ゆれば何かせん 血のバプテスマ十字架を われ受けてのち火を投ず!」 | 8 主は十字架に死して後(ノチ) 墓を蹴破り復活の 生命(イノチ) を現じ弟子どもに 現はれて言う「汝らは 祈りて待てよ、聖霊の バプテスマをば授くべし」 |
| 9 ペンテコステの日を迎へ 集ひて祈る弟子どもに 烈しき風の吹く如く 天(アメ)なる響き堂に満つ 聖霊の火が人々の 首(コウベ) に点(トモ)りしバプテスマ! | 10 使徒らの如く我々も 十字架受けて聖霊の 受洗ありてぞ力あり 無限無量のキリストを 一如になりて身証(アカシ) せん み霊の力 限りなし | ||
| A47 | 惠福なるぞ――八惠福―― | 1987.9.1 | 田中穂積作曲「美しき天然」 |
| 1 惠福(サイワイ)なるぞ 汝(ナ) が霊(タマ)は わが十字架に あがなはれ 無の貧しさに 澄む菫(スミレ) 汝のものよ 天国は | 2 惠福なるぞ 侘(ワビ)しらに 野に咲く桔梗(キキョウ) 昨日(キノウ) 今日(キョウ) 悲しむ人よ キリストは なぐさめ給ふ 涙して | 3 惠福なるぞ 柔和なる 影は河原の 撫子よ 斯かる人こそ 地を嗣(ツ) がめ この世の末の 聖(ミ) 国にて | 4 惠福なるぞ 夏の日の 向日葵草(ヒマワリソウ)の すがたにて 天つ義の陽(ヒ) に 飢え渇く そのたましひは 飽くを得ん |
| 5 惠福なるぞ 紅(クレナイ)の 薔薇(ソウビ) の如く 芳(カグ)はしく 人を憐(アワ)れむ 愛の人 主のあはれみに 愛せらる | 6 惠福なるぞ 谷川の 白百合の如(ゴト) 清らけき 心の人は 隠れたる 神を見るなり 現世(ウツシヨ)に | 7 惠福なるぞ 平安の 床(ユカ)しきすがた コスモスよ 平和を醸(カモ)す その人は げに神の子と 称(トナ)へらる | 8 惠福なるぞ 義のために 責められし人 天国は その人の有(モノ) 桜花 散りゆく相(スガタ) 美(ウル)はしや |
| A48 | ピリポと閹人 | 1988.07.21 | イギリス民謡「燈台守」 |
| 1 キリストの使者(ツカイ) ピリポに告ぐ 「南方ガザへの 道に往けよ」 見よエチオピアの 閹人(エンジン)あり 馬車(クルマ) の上にて 聖書(ミフミ) を読む | 2 聖霊ピリポに 語り給ふ 「馬車に近か寄れ 往きて聴けば イザヤの五十三(イソミ) ぞ ピリポ呼ばれ 傍(カタ)えに坐してぞ 聖書(ミフミ) を説く | 3 閹人彼より 主キリストの 生命(イノチ) の福音 身にぞ受けし 「君見よ水あり バプテスマを 今こそ受けたし 馬車(バシャ) を止めん | 4 ピリポと閹人 水に浸る ピリポは洗礼 彼に授く 水より上(ノボ)るや 主のみ霊は 霊人ピリポを 取り去りたり |
| 5 嬉しや閹人 新生せり 聖名をば讃えて 旅を続く ピリポはアゾトに 現はれたり この町かの町 伝道(ミチ)は尽きず | 6 我らもみ霊の 愛にありて いづこにあるとも 隣人(トナリビト) に み書(フミ)に因みて 道を伝へ よろこびを共に 頒(ワカ)たんかな | ||
| A49 | 主さまあなたは | 1988.08.03 | 讃美歌48「しづけき夕の」 |
| 1 十字架・聖霊(ミタマ) の主さま あなたは 我れを救ひて 戦はせ給ふ | 2 主さま あなたは わが御光よ! 我れをつらぬき かがやきたまへ | 3 主さま あなたは わが肉の霊肉(ニク) あなたを喰(クラ)ひ 永遠(トワ)にぞ生きん | 4 主さま あなたは わが骨の霊骨(ホネ) わが脊椎に 聖手(ミテ)按きたまへ |
| 5 主さま あなたは わが血の血なり 天の生命(イノチ) を ひとにわかたん | 6 主さま あなたは 愛の愛なり この愛をもて ひとを助けん | 7 主さま あなたは 歌の詩歌(ウタ)なり 生涯(イノチ) の限り 聖名(ミナ)を讃へん! | 8 主さま あなたは わが身のすべて あなたと一如(ヒトツ) アーメン ハレルヤ |
| A50 | 盲人の証言 | 1988.08.04 | 讃美歌530 「浮世のなげきも」 |
| 1生れながらなる 盲人(メシイ) に出遭(ア) い 弟子どもは訊(キ) けり 「誰(タ) が罪なるぞ」 キリストは言へり 「親にも子にも その責めあらんや 聖業(ミワザ) のためぞ」 | 2 主は地に唾(ツバキ) し 泥を濡(ヌ) らして これを彼れの眼に 塗(ヌ) りて命じぬ 「シロアムの池に 往きて洗へよ」 彼れかくせしかば 眼は開(ヒラ)きたり! | 3 界隈(カイワイ)の者ら いとあやしみて とやかく噂(ウワサ) し 彼れに問い寄る 盲人(メシイ) の証言 唯だ一つなり 「イエスという人 わが眼を開(ア) けぬ!」 | 4 主のこの聖業(ミワザ) は 安息日に 起きしことなれば パリサイ人ら 律法(オキテ) を盾にし イエスと彼れを 殺(アヤ)めんと謀(ハカ)る 何たることぞ |
| 5 イエスは言い給う 「我れ審かんと この世に来(キタ)れり 目あきは霊盲 盲人(メシイ) は目あきの 逆転なるぞ」 み神の栄光 ここに現はる | 6 われらも各々(オノオノ) み霊の光 全身に浴びて 救はれしかば 主なるキリストの 僕(シモベ) 婢(ハシタメ) 生涯(イノチ) をかけてぞ 証人(アカシビト) たらん | ||
| A51 | 受肉のキリスト | 1988.08.05 | 讃美歌538 「過ぎゆくこの世」 |
| 1 永遠(トワ)の太初(ハジメ) に 言霊(コトダマ)ありき 言霊 神と 共に在りけり | 2 言霊の性(サガ) 神性(カミ)にてあれば よろづのものを 成り出でしめぬ | 3 言霊 生命 生命は光 光は闇に うち勝ちたるぞ | 4 まことの光体(ヒカリ) 世に現はれぬ 世はそを知らず み民も受けず |
| 5 言霊 肉と 成りて幕屋を われらの中に 張りて宿りぬ | 6 彼れの聖名(ミナ)をば 信ずる者は 神の子たるの めぐみを受くる | 7 かくてみ神の 独子イエスは 恩恵(メグミ) と真法(マコト) 体現したり | 8 父なる神の みふところなる キリストこそは 神の顕現! |
| A52 | エン・クリスト | 1988.08.05 | 讃美歌315 「浮世の荒波」 |
| 1 「我こそまことの 葡萄の樹(キ) なるぞ わが父は農夫 汝らは枝なり | 2 汝(ナ) れら我に居れ 我れも汝れらにぞ 然(サ) らば祈れよ 必ず成るべし | 3 父我を愛す その如く我れは 汝らを愛す わが愛に居れよ! | 4 わが愛の如く 汝らたがいに 愛せよ助けよ 自由の律法(オキテ) なり」 |
| 5 主は我らのため 生命を棄てたり 愛の極みこそ 棄身の愛なれ | 6 主の遣はし給う 聖霊(ミタマ) 助主(タスケヌシ) 祈りに應(コタ)えて み力を賜(タマ)う | 7 この世紀末の 危機の世界にて 我らはひたすら 聖霊(ミタマ) の人たらん! | 8 父御子(ミコ)聖霊(ミタマ) の 一如の現実(ウツツ) に 我ら投身(ナゲミ) して 一つとせられぬ |
| A53 | 敵味方相抱く――ビルマの竪琴に因みて―― | 1988.08.06 | 「埴生の宿」 |
| 1 人のまこと 神の讃美 戦(イクサ) の場(ニワ)の 或る兵士 竪琴(タテゴト)弾き 聖名を讃う 名曲 聞き 敵も歌う 噫 敵味方 胸の中(ウチ) 相抱く | 2 戦(イクサ) 終り 帰国の路(ミチ) 竪琴の人 影見えず 戦友の叫び 虚空に消ゆ 彼れ断腸の 思念(オモイ) なり 噫 戦死者の 慰霊のため 止どまれり | ||
| A54 | 復活の力 | 1987.04.12 | 讃美歌384 「我こそ十字架の」 |
| 1 エノクはメトセラ 生みしのちに 三百年間 神と共に歩む | 2 エノクはみ神に 伴(ツ) れられたり 死を見ずこの世に 居らずなれり | 3 エリヤは死にたる 子に三つたび おのが身合はせて よみがへらす | 4 エリヤはバアルの 預言者らと 神の火求めて 祈り勝てり |
| 5 エリヤは火の人 ヨルダンにて 火車火の馬 現はれたり | 6 エリヤは炎の 風に乗りて み空の彼方に 飛び去りたり | 7 エリヤの分身 神の人よ エリシャは死にたる 子を憐れむ | 8 身を子に合はする 七度びにて 子は甦へりぬ あなうれしや |
| 9 エリシャは死にたり 神の人よ エリシャのむくろは 白き骨よ | 10 エリシャの墓場に 他人(ヒト)の屍(カバネ) 投げ入れられたり 誰か知らん | 11 エリシャの白(シラ)骨 その屍に 触(フ) るるや屍を 甦(ヨミガ) へらす! | 12 噫! 神の人は 死にて死なず 生命の霊骨 霊(ク) すしきかな! |
| 13 エホバに呼ばれて エゼキエルは 霊にて枯骨(ココツ) の 谷を見たり | 14 枯骨に預言す 見よ枯骨に 骨肉生じて よみがへりぬ | 15 ヤイロの娘が 今はの際(キワ) ヤイロはイエスに 按手(ミテ)を求む | 16 イエスは途(ミチ)にて 十二年も 病みたる女を 癒(イヤ)し給ふ |
| 17 ヤイロの娘は すでに死せり 人々泣きおる 希望絶えて | 18 されどもイエスは 娘を見て 憐(アワレ) み叫べり 「タリタ・クミ」と | 19 「乙女よ起きよ!」の 此のみ声に 甦へりたるぞ あなうれしや | 20 ナインの寡婦(ヤモメ) の 独子(ヒトリゴ)死す その死出の途に イエス出遭(ア) ふ |
| 21 イエスは憐み 「泣くな母よ」 み手をば柩(ヒツギ) に 按(オ) き給へり | 22 「若者起きよ!」と 主は叫べり 若者直ちに 甦へりぬ | 23 マルタとマリヤの ラザロ死せり イエスも泣きけり 情け深く | 24 死の後三日(ミツヒ)も 経(ヘ)にしラザロ 「ラザロよ出で来よ!」 主は叫べり |
| 25 言下にラザロは 出で来たれり 何たる蘇生ぞ 主の御力! | 26 主イエスはゴルゴタで 十字架にて 雄叫(オタケ) び給へば 幕は裂けぬ | 27 み声に応へて 霊震あり 聖徒の死屍 甦へりぬ | 28 岩なるみ墓の 主の躯(ムクロ) は 三日目の晨(アシタ) に 甦へりぬ |
| 29 主イエスの聖言(ミコトバ) 「我は生命(イノチ) 復活(ヨミガヘリ) なるぞ」 ハレルヤアーメン | 30 エン・クリストにて 死を乗り越えん 十字架・聖霊 めぐみ尽きず | ||
| A55 | 人は誰しも | 1989.08.20 | 中山晋平作曲「さすらいの歌」 |
| 1 人は誰しも 長所(トリエ) と短所(キズ)よ 互いに美点 みとめ合い 落度見棄てて 交(マジワ) りゆけば 雲は遁(ニ) げゆき 陽(ヒ) は光る | 2 人は誰しも 躓(ツマズ) くものぞ されど互に ゆるし合い 交るところ 喜びが湧く そこに花咲き 鳥歌う | 3 人は誰しも ドラマの中ぞ 不遇の時に 思い遣(ヤ) り 愛し労(イタワリ)り 助くるところ 天の涙に 虹が立つ | 4 人は誰しも 噂(ウワサ) や陰口(カゲグチ)で パリサイになる 虞(オソ)れあり かかるときしも 十字架のもと 語り合うこそ いと善けれ |
| 5 十字架の贖罪(ユルシ) に 救はれし我 うちに聖霊(ミタマ) の 力あり さればいかなる 誹謗(ソシリ) も迫害(セメ)も 忍び荷いて 祈りぬく | 6 十字架はイザヤ書 五三(ゴサン) の預言 聖霊はイザヤ書 三五(サンゴ) の現実(ウツツ) これぞキリスト! この主にいつも 祈り入りてぞ 生き貫(ヌ) かん | 7 自然も国土も 神の有(モノ)ぞ 個人(ヒト)も国家(クニ)も 使命あり 然るに慾の 渦(ウズ)巻きのため サタンは世界を 掌(テ) の中に | 8 人は誰しも 救済(スクイ) を要する つみびとならずや 世の人よ 神の御(ミ) 前に 平伏さざれば いつか世界は 大破局(カタストローフェ)! |
| A56 | ペンテコステ讃歌 | 1991.05.01 | 讃美歌273B「わが魂を愛するイエスよ」 |
| 1 主はこの世にて 侘(ワビ)しき霊止(ヒト)よ 父なる神に 祈り入りてぞ 聖言(ミコトバ)受けて 人に語れど 人に耳なく 野花が揺らぐ | 2 主は天地(アメツチ)を 幕屋となして ここかしこにて 病も死をも 生命(イノチ) に化して みたまの力 現じ給へり ああパラダイス | 3 我は地に火を 必ず投ぜん この火燃ゆれば 何をか望まん 然(サ) れど受くべき バプテスマあり この身砕くる ゴルゴタの丘 | 4 主は十字架の 贖罪(アガナイ)を遂げ 復活・昇天 ペンテコステに 祈り待ちたる 人らの中に 火の聖霊を 投じ給へり |
| 5 かくてペテロも ヨハネ、ヤコブも 古きに死して 甦(ヨミガエ)りたり 御霊(ミタマ) の次元 無比の現実 今や使徒らは 主の証人(アカシビト) | 6 御霊の光 今や何処(イズコ) ぞ かくも信なき この世紀末 主に投身(ナゲミ) して 主にあればこそ 聖霊の火ぞ この身に燃ゆる | 7 キリスト召団 エン・クリストぞ 我らの使命 何処にありや 十字架・聖霊 生命の根源 これを身証(アカシ) して 貫きゆかん | |
| A57 | 火の民 | 1992.08.23 | 中山晋平作曲「さすらいの歌」 |
| 1 大和島根は 大海原を 望む島国 火の山国〔やまくに〕 到るところ 温泉〔いでゆ〕が湧くよ されば我らは 火の民よ | 2 大和民族 選びの民よ 国旗は日の丸 無比の旗 されば光の 国民〔くにたみ〕なるぞ 神の光を 身証すべし | 3 されど神なき 民主主義は 自由に責任〔せめ〕なく 秩序なし 愛なき教育 義なき政治 かくていづこへ 落ちゆくや | 4 今や世紀の 終末〔おわり〕は近し 世界平和は 空望〔からのぞみ〕 十字架の愛 聖霊の火よ 愛とこの火を 証しせん |
| A58 | 安息日 | 1993.09.11 | 讃美歌121 「馬槽の中に」 |
| 1 いづれの里も 住めば都 立ち去りがたき わが家(ヤ) なるぞ 主イエスにありて 生くる惠福(サチ)を たぐいもあらぬ パラダイスなり | 2 七日(ナノカ) 目ごとに めぐり来たる 安息日(アンソクジツ)の オアシスにて 主イエスの力 臨みきたり まことにうれし 主と一つなり | 3 主の日を守り 讃美歌うたい 友らと共に み名をたたえ 生命の源(モト)の 主に祈れば み霊の力 臨み来たるぞ |
